のびのび広場健康測定&相談会

2024年1月31日(水)
第1回のびのび広場健康測定&相談会を開催しました。
のびのび広場は地域住民主体で支えあいの社会をつくろうというコンセプトで始まりました。
困っているときに、あそこに行けば相談先を案内してくれる。自分も何か出来る事があるはず。そんな気持ちが集まれば、出来るだけ元気で地域で生活していかれるのではないか。そんな横のつながりが出来るといいね。と言った仲間が始まりです。
埼玉県は人口10万人に対する医療・介護・福祉従事者が、全国最下位に位置する地域です。更に、高齢化が進む中、従事する職員は今後減っていくことが予測されています。すでに、ヘルパーさんや訪問看護師は人手不足で、介護保険があっても十分な介護は受けられない状況になっています。これからは、自分の健康は出来るだけ自分で守っていかないといけない時代になっていくのだと思います。
しかし、私達訪問看護師は依頼がなければどんな方が困っているのかもわかりません。そして、医療者と一般の方の接点は非常に少ないと感じています。全国には暮らしの保健室というものがあります。地域の方が健康に関する相談が気軽にできるシステムです。コロナが蔓延する前にこの地域でやりたいと声を上げ、福祉政策課の中田様、ウェルシア薬局様等々大勢の方のご協力を得て、のびのび広場がつくられ、今回相談会という形で始められました。
当日は25名の地域の方が来訪され、相談会にも12名の方がいらしてくださいました。
この繋がりを大事に、今後も活動が続けられ、多くの方が参加してもらえるようなものにしていきたいと思います。
(文:廣田)

PAGETOP