2019年9月28日、東京POOマスター養成講習会最終日。無事POOマスター合格しました。
POOマスターとは、排便ケアについて専門に勉強した人の事です。
6月から各自実践をしながら5日間の研修が終了。
29日はフォローアップのアドバンス研修にも参加してきました。
いよいよ、新座にもPOOマスターが誕生しました。
排便はその人その人それぞれのものです。
POOマスターは一人一人の排便ケアを見直し、本人がどうしたいのかを一緒に考えていきます。
最近、腸について特集している雑誌や本をよく見かけます。人は「食べて」「寝て」「出す」がうまく回っていると、おおよそ安定して過ごせます。
POOマスターに行って、今まで便の事のみに注目してケアをしていた自分を反省しました。排便も、寝る事も食べる事も、すべて関連しているのです。
そして、排便は毎日出す必要はない。下剤を使うのにも、本人の排便周期を確認して周期に合わせて使うので十分なのです。
下剤の使用も、まずは自分の生活を見直して、食事や生活など出来る所から改善してから薬を使う方が、もちろんいいでしょう。
そんな当たり前の事が、「出来ないだろう」「もうすでに色々やっているし…」と言う思い込みから出来ていなかったように思います。
POOマスターは訪問看護を受けている人だけが対象ではありません。地域のすべての方に対し相談の窓口が開かれることを目標をしています。今は元気で問題ない方も、もしかしたら今後排便で困ることが起きるかもしれません。地域の方が安心して相談できる場所が作れるように活動していきたいと思います。
まだまだ初心者マークですが、排便ケアでお困りの時はPOOマスターに相談してみて下さい。