エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座に参加しました。

2019年1月26‐27日 東京にてエンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座が開催され、参加してきました。

めぐみ在宅クリニックの小澤先生が数年前から開いている講座です。

穏やかな最期…それに越したことはないですよね。人生の最終段階は100%誰にでもいつかは訪れます。私達医療者は一般の方に比べると、人生の最終段階にある方やその家族に関わることが多くあります。それでも、どう接していいか、どんな声かけをすればいいのかわからない、苦手と言う医療関係者も沢山います。

近年、国は国民へのアンケート結果から自宅で最後まで過ごしたいと希望する方が多く、自宅見取りを推奨しています。しかし、受け皿となる在宅サポート側は、地域の格差はありますが、訪問診療や訪問看護の人材が不足している状況です。人生の最終段階を自宅で過ごしたいと願う方達に、医療者でなくても出来る援助はたくさんあります。今までも、多くのお看取りの中から、医療者以外の方達の力の大きさを感じたことは数知れません。

この講座を受けて、そこにあったもの、知らずに行っていた事の根拠、必要だった事、これからどう考え行動していくべきかを学びました。これまでは、必要を理解しつつも言葉にしてこなかった事がいかに言葉にする事が大事だったか。

人生の最終段階に穏やかでいられるように、多くの方の力を借りられる社会であればより安心できます。

この講座はステップアップしていけば、地域で勉強会を開くことも出来るそうです。
今回私は基礎講座を受けただけなので、まだこれから自己研鑽が必要ですが、いずれ地域の医療関係者以外の方(介護関係の方やボランティアの方、家族や知人の力になりたいと思っている方)を対象に勉強会が出来るようになればいいと思いました。

スタッフ日記も見てね。

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